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虫歯になりやすい歯はどの歯?食生活と虫歯の関係

はじめに

みなさんはしっかりと歯磨きしているのに虫歯になってしまったことがある方はいらっしゃいませんか?どういった食生活を送っていると虫歯になりやすいのでしょうか。また、虫歯になりやすい歯はあるのでしょうか。

ここでは虫歯になりやすい歯や、虫歯と食生活の関係などについてお伝えしたいと思います。お口の中の健康を守るためにも読んでみて下さいね!

虫歯になりやすい歯

生えたばかりの永久歯や乳歯

生えたばかりの永久歯や乳歯はエナメル質の表面がもろくなっており、クレーターのように穴がたくさん開いていて汚れが付きやすい上に汚れを落としにくくなっています。また、虫歯の原因になる酸に対して抵抗力がないので虫歯になりやすいそうです。

成熟した丈夫な歯になるまでに5年程度かかると言われており、それまでは虫歯のリスクが高いので注意が必要です。

奥歯

奥歯は前歯より虫歯になりやすいと言われています。

歯はそれぞれ役割に合わせた形をしており前歯はものを噛み切るために薄くなっていて、奥歯はすりつぶす役割を果たすために四角く溝が多い構造になっています。溝が多いと食べもののかすが溜まりやすくプラークができやすいの状態といえます。

形や深さは人によって異なりますが、奥歯は見えにくく歯ブラシで汚れを落とすには限界があるようです。

前歯の上側

上の前歯は虫歯になりやすく、逆に下の前歯は虫歯になりづらいと言われています。その理由は下の前歯の裏には唾液を分泌する腺があり、刺激がほとんどないため常に唾液が分泌されているからです。

下の前歯に虫歯があると他にも虫歯があると考えてもいいでしょう。上の前歯は唾液の流れがあまりないと言われており、特に小さい頃に虫歯になりやすいです。

上の奥歯の内側と下の奥歯の外側

上の奥歯の内側、下の奥歯の外側も虫歯になりやすいそうです。

耳下腺という唾液の分泌腺があるので上の奥歯の外側は唾液が常に分泌されています。ですが、内側は外側と比較すると唾液の流れが劣り、下の奥歯は上とは反対に内側の方が外側より舌の動きなどもあるため唾液できれいな状態に保たれています。

虫歯になるメカニズム

食べものを食べると、お口の中の虫歯菌がその栄養分を取り込むため酸を作り出します。食べたり飲んだりすると、虫歯菌による酸によって口の中が酸性になります。お口の中が酸性になると歯が溶けやすくなり、虫歯になりやすくなります。

歯が溶け出すのはpH5.6程度で、この時間が長ければ長いほど虫歯になりやすいです。また、お口の中に虫歯菌の栄養分が多いほど、食事時間が不規則なほど虫歯になりやすいと言われています。

虫歯になるには次のような要素が重なり合った時になりやすいです。

  1. 歯の質
  2. 糖分
  3. お口の中の環境
  4. 唾液の質

この4つです。
これらが全て揃った時に虫歯菌であるミュータンス菌が作る酸により歯が溶かされていくのです。

虫歯になりやすい食生活

食事の時間

食事の時間が規則的だと、食事の際に唾液量が増えると言われています。唾液量が増えると、歯の再石灰化が促進されるため虫歯にくくなります。

ですが、食事の時間が不規則だと唾液量は増えないですし、全身へも悪影響が及ぶことがあります。

食事の回数

実際におやつの内容よりもお口の中にどれだけ長時間糖分が残っているかによって、虫歯になりやすいかどうか決まってきます。さらに、おやつを含め食事の回数によって虫歯になりやすいかどうか決まるようですね。

食事や間食の回数が増えれば増えるほど栄養がお口の中にある時間が増えるため、お口の中が酸性に傾きやすくなります。

お口の中が酸性でいる時間が長いと脱灰しやすくなってしまい、虫歯になったり虫歯が進行しやすくなります。毎日決まった時間に食事や間食をすることで体内リズムが慣れてくると、唾液の分泌量も増えます。

唾液の量が増えると、歯の再石灰化が行われるようになり虫歯になりづらくなります。

虫歯になりやすいおやつ

甘いものは虫歯になるというイメージがあるため、チョコレートは小さい頃は避けた方がいいとよく耳にしませんか?でも、実際にチョコレートはスナック菓子などより虫歯になりづらいと言われています。

たとえば、ポテトチップスなどは噛むことで唾液と混ざるため歯の溝に付きやすいからです。

チョコレートを選ぶ際にはビスケットなどにコーティングされているものだとスナック菓子のように食べもののかすが付きやすくなるため、板チョコなどを選ぶようにしましょう。

食後のお口のケアが大切

歯の表面汚れは時間が経つとともに虫歯の原因菌であるプラークになりさらにしっかりとこびりつきます。

食事のたびに歯磨きを行うことでお口の中を清潔に保てるため虫歯になりにくくなります。

また、虫歯を防止するには食生活に気を配るだけでなく定期的に検診を受ける必要があります。定期検診で行うこととは虫歯や歯周病のチェック、歯のクリーニング、ブラッシング指導、フッ素塗布、被せものや詰めもののチェック、お口の粘膜に異常がないかどうかのチェックなどがあります。

定期検診の最大の目的は万が一のトラブルを早期発見することで、歯を健康に一生自分の歯で食事を楽しんで頂くためにもとても大切です。早期治療を行うことによって将来歯を残すことにつながります。

歯を全て失ってしまったり、歯の本数が少なくなった場合にはそれ以上減らないようにするためにも、入れ歯を調整したり、歯のクリーニングを行ったりすることでしっかりと噛めるようになり歯を守ることができます。
ぜひ、定期的にクリニックで検診を受けていただき、お口の中を常に清潔な状態に保つようにしましょう!

まとめ

虫歯になりやすい歯についてや、虫歯と食生活との関係についてまとめてみました。虫歯にならないためには毎日の歯磨きや正しい食習慣を意識するだけでなく、定期的にクリニックで検診を受けることが重要です。

まず、正しく歯磨きができているか、クリニックで定期的に検診を受けているかを振り返ってみましょう。さらに、食べものや食事の回数などを確認していただき、できるだけ虫歯になりにくい生活を送ってみて下さい。

虫歯が少なければ少ないほど年を取っても豊かで楽しい生活が送れるはずですよ。

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