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痛くなくても油断は禁物!痛くない虫歯のリスクとは

はじめに

虫歯と聞くと痛みがあったり、熱いものや冷たいものを食べるとしみたりしますよね?
ですが、中には痛みが全くない虫歯があるのをご存じでしょうか?
痛みがない虫歯の原因はさまざまで、虫歯が重症化していることもあり、痛みのない虫歯は非常にリスクが高いと言われています。
では、どういったリスクがあるのでしょうか?
ここでは痛くない虫歯の原因やリスク、虫歯の防止法・・などについてみていきます。

痛くない虫歯の原因

歯の根っこにできる大人の虫歯

特に30歳以上の方に多いのが歯の根っこにできる虫歯で、これは間違った歯磨き法や歯周病により歯ぐきが下がることで起こるそうです。
歯の表面はエナメル質で覆われており非常に硬いのですが、歯の根っこは歯ぐきの中にあるのですぐ下に象牙質と言われるものがあります。
ですので、歯の根っこに虫歯にあるとすぐに象牙質にまで達してしまい、気づいたら抜髄や抜歯になってしまうこともあります。
この部分の虫歯は痛みをほとんど感じないそうで、知らず知らずのうちに進行してしまう恐ろしい虫歯だとも言えるでしょう。

ゆっくり進む慢性的な虫歯

虫歯には急性のものと慢性のものがあります。
急性の虫歯は若い方に多いもので、黄色から茶色になり痛みも非常に強く進むのが早いと言われています。
いっぽうで、慢性虫歯は大人の方に多く歯の溝や表面が黒くなっていき、何年もかけてゆっくりと進み痛みがほとんどないのが特徴です。

二次虫歯

治療がすでに済んだ歯に再度できる虫歯のことを二次虫歯と呼んでいます。
治療から時間が経つと被せものや詰めものが劣化してしまい、歯との間にすき間ができていきます。
そこから虫歯菌が侵入するため知らない間に虫歯がどんどん進んでいくわけですね。
二次虫歯は被せものや詰めものの中や、その境い目などの見えない部分にできやすいもので、痛みがほとんどないために気付かずに放っておく人が多いです。
また、以前治療で削った虫歯にできるので進行するのが非常に早いのが特徴です。
被せものや詰めものは汚れが付きやすくケアしづらいので、周囲の健康な歯にも悪い影響を与えます。
治療が終った歯はご自分でのケアに加え、特にプロによるメンテナンスが必要だと言われています。

神経が死んだ歯

虫歯が神経にまで達してしまうと、激しい痛みが起きほとんどの方はこの時点でクリニックへ行くでしょう。
ですが、この時に鎮痛剤などを飲んで痛みを抑えてしまったら、痛みを感じなくなってしまい神経が死んでしまうことがあります。
また、治療の済んだ歯の下にあった虫歯菌が神経を徐々に弱らせてしまっている場合も痛みが起こらず、神経が死んでしまうこともあります。
もし、鏡を見た時に灰色に変わっている歯があったら、神経がすでに死んでしまっていると考えてよさそうです。

痛みのない虫歯のリスクとは

  1. 虫歯が進行し神経の痛みが起こる
    神経が残ったままの虫歯を放っておくと、神経にまで虫歯が達してしまうため強い痛みが起こります。
    歯の痛みは我慢できないほどにまでなってしまい、鎮痛剤で痛みを抑えた後神経を抜いていきます。
  2. 歯ぐきから膿が出てくる
    痛みのない虫歯を放っておくと、膿が外に出ようと骨を破壊しだします。
    歯ぐきに膿の出口ができてしまうため膿が口の中に流れてきます。そうなると、口臭が起きたりものを食べると膿の味がしたりします。
  3. 噛むと痛みが起きる
    歯の根っこの部分に炎症が起きると噛んだ時にその刺激によって痛みが起こります。
    ですので、硬いものを食べづらくなってしまいます。
  4. 疲れた時に痛みが起きたり歯が浮いた感じがする
    痛みがない虫歯があると免疫力が落ちた時に悪化しやすいです。
    ですので、風邪を引いたり疲れたりすると、根っこにある病巣が活発になってしまい、痛みが起きたり歯が浮いたような感じがすることがあります。
    最悪の場合突然痛みが起きてしまい、夜眠れなくなるほど痛みが激しくなったり、熱が出ることもあるというから恐ろしいですね。
  5. 副鼻腔炎になる
    痛みのない虫歯があると、副鼻腔炎になることがあると言われています。
    上のあごの根の部分は副鼻腔と近いため、根の先の方から細菌感染してしまい副鼻腔炎になることがあるそうです。その場合、抗生物質で症状を和らげた後、根っこの消毒を行っていきます。
  6. 顎関節症になる
    痛みのない虫歯があると、噛み合わせが悪くなってしまうため顎関節症になることもあるそうです。
    噛み合わせが悪くなると、耳鳴りや顔の形が変わったり、原因不明の体調不良が起きたりします。
  7. 頭痛が起きる
    上で書いたように副鼻腔炎になり悪化してしまうと頭痛が起きることがあります。
    それは副鼻腔内の圧が高くなり、周囲の神経が圧迫されてしまうため頭痛が起きます。さらに、副鼻腔炎に伴い口臭が起きたり、目の周りに痛みが起きたりすることがあります。
  8. 歯を抜くことになる
    痛みのない虫歯は骨を溶かしてしまうことがあります。
    歯の根っこの先にある骨のほとんどがなくなってしまうと、根管治療を行っても治らなくなってしまい、最悪抜歯することになります。

虫歯を予防するには

虫歯を予防するために最も重要なことは日ごろのセルフケアです。
ただ、歯ブラシを使っただけでは完全にプラークを取り除くことは難しいと言われています。
歯ブラシの他にデンタルフロスや歯間ブラシなどを使ってプラークを完全に取り除くようにしましょう。
また、定期的にクリニックでメンテナンスを受けていただき、ご自分では取りきれないプラークを取り除いてもらうようにしましょう。

まとめ

虫歯になっても痛みがないと、症状が進んでも気づきにくいですよね?
痛みを感じることによってわれわれに危険を知らせてくれていると言ってもいいでしょう。
つまり、痛みがあることはいいことなのかもしれません。
もし、虫歯があっても痛みがなく黒くなっている、様子が変だ・・などと思ったら、かなり進行してしまっているかもしれないのですぐにクリニックで診てもらうようにしましょう。
一生おいしいものをご自分の歯で食べたり、楽しく会話するためにも、日ごろから歯の健康に気を配っていただき早期発見、早期治療に努めて下さいね!

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