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ラミネートべニアのメリットデメリット

 

はじめに

みなさんはラミネートべニアという施術についてご存じでしょうか?
ラミネートべニアとはセラミックでできたチップを歯に貼ってきれいに見せる施術のことで、いわばネイルチップのようなものです。
この施術で歯をきれいに白く見せられ、ねじれてしまった歯の形や歯のすき間なども治療できる画期的なものです。
ただ、複数の歯のトラブルを解消できるとは言っても、ラミネートべニアにはメリットもあればデメリットもあります。
ここではそんなラミネートべニアのメリットやデメリット、ホワイトニングとの違いなどをまとめてみました。

ラミネートべニアとは

よくラミネート加工という言葉を聞きますが、ラミネートとは紙やアルミ箔、フィルムなどを貼り合わせ層を作る加工のことを言います。
また、べニアとは木材の薄板のことで、歯科治療におけるラミネートべニアとは歯の表面を薄く削ってシェルを接着剤で貼りつけるものです。
歯の形や色、大きさ、すき間、歯並びなどを改善することができる素晴らしい施術です。
この施術は歯に貼ることから、テトラサイクリン系の歯の変色のようなホワイトニングでは対応できないような場合によく行われています。
以前は歯の色をきれいにするにはホワイトニング以外だと歯の周りを大きく削り、そこに被せものをする治療がほとんどでした。
ですが、素材の強度が向上したことや接着剤の品質が向上したことから、クラウンのように大きく削る必要がなくなりました。
ラミネートべニアだと歯の唇側だけの表面を削るだけなので、治療時間も短くなり気軽に施術が受けられるようになり、最近ではこの施術を受ける人が増えてきました。

ラミネートべニアの歴史

ラミネートべニアは1920年頃ハリウッドである俳優さんが行ったのが始まりと言われており、当時は強度面で問題があったので取り外しできるタイプのものだったそうです。
日本においては1980年頃から行われるようになったそうで、歯をきれいに見せるために芸能人などが行い始めました。
この頃にはかなり技術も進歩し直接チップを歯に貼るようになりましたが、当時のチップはプラスチックでできていたので色が変わりやすく、装着している間に表面がすり減るなどのトラブルもあったそうです。
その後、より強度面に優れた変色しづらいセラミック製のチップが研究開発され、より自然で安全なラミネートべニアの研究が日々行われています。

ホワイトニングとの比較

・施術時間
ラミネートべニアの施術時間は1~3週間程度2~3回通院するだけでよく、施術時間は1回当たり1時間程度です。
いっぽうで、オフィスホワイトニングは施術時間はさまざまで、どのくらい白くしたいかによって通院回数や時間が変わってきます。
また、施術後は色素沈着を起こしやすいので、施術後1時間程度は飲食を控えなければなりません。

・料金
ラミネートべニアもオフィスホワイトニングも保険が使えないため自由診療となりますので、クリニックによって料金が違っています。
ラミネートべニアは1本当たり5~15万円程度のことが多く、オフィスホワイトニングだと1本当たり2~5千円程度のところが多いようですね。

・効果の持続する時間
ラミネートべニアのチップはセラミック製なので汚れにくくなっており、施術後1年程度は白く美しい状態を維持できます。
ですが、日ごろから色の濃い飲食物を摂ったり、たばこを吸う方は少しずつ色素汚れが付いてしまうので注意しましょう。
オフィスホワイトニングは効果は1か月程度で現れ、効果が持続するのは施術後1年程度だと言われています。
さらに、定期的にクリーニングを受けることで効果をさらに持続させることができます。

ラミネートべニアのメリット

・歯に優しい
ラミネートべニアのメリットとしては歯を削る量が少ないので、歯に優しいということでしょう。
被せものだと歯をかなり削る必要がありますが、これだと歯に負担がほとんどかかりません。

・治療期間や通院回数が短くて済む
ホワイトニングだと歯を少しずつ白くしていくので、治療期間がどうしても長くなりますし、歯と歯のすき間を埋めたくても矯正治療を行うと治療期間がかなりかかります。
ですが、ラミネートべニアだと2~3回程度の通院でいいので、お口の悩みを短期間で解決できるというメリットもあります。

・歯の形をきれいにできる
また、ラミネートべニアは歯をきれいに白くできるほか、歯の表面が凸凹していたりすきっ歯なども改善でき、矯正治療を行うより費用が少なくて済むメリットがあります。

・ホワイトニングで効果のないケースにも対応可能
元々歯が黄色い方や薬などで歯の色が変色してしまった方などはホワイトニングの効果が得られないこともありますが、ラミネートべニアだとこういった場合にも対応可能です。

・後戻りがほとんどない
使う素材によっても差がありますが、セラミックなどの素材などを使えば治療後に色が戻りにくいメリットがあります。

ラミネートべニアのデメリット

・健康な歯を削る必要がある
ラミネートべニアは歯を削る量が少ないとは言っても、健康な歯を削るというのはデメリットだと言えるでしょう。

・費用が高くつく
ラミネートべニアは保険が使えないため費用が高くつきます。
また、ホワイトニングより費用が高くつくのもデメリットだと言えるでしょう。

・素材によっては破損するリスクがある
ラミネートべニアの施術では使用する素材によって破損のリスクがあります。
耐久性や強度に優れた素材でないと、衝撃が加わった時に破損の可能性があります。
ただ、保証が付いている場合もあるためクリニックで確認しておきましょう。

まとめ

ラミネートべニアについてまとめてみましたが、お分かりいただけたでしょうか?
ラミネートべニアは薄い素材を使って施術するため高度な技術を必要とします。
最も大切なことはクリニックでしっかりとカウンセリングを受けていただき、ご自分にはどの治療法が最適なのかを見極めていただいた上で、信頼できるクリニックで施術を受けることでしょう。
ぜひ、今後ラミネートべニアを行う機会があったら、ここでご紹介したことを参考になさってみてくださいね!

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