魅力的な表情には、綺麗な口元が欠かせません。
しかし歯の汚れや口臭があると、どんなに綺麗なにメイクをしていても魅力がなくなってしまいます。
本当の美しさは口元に表れます。
綺麗な口元を目指して、簡単なケアを行ってみましょう。
決して難しいものではなく、ちょっとした心がけやケアで口元のケアが行えるのです。
フロス、歯ブラシなどを使う
毎日の歯磨きは、セルフケアの基本中の基本ですが、歯ブラシによるブラッシングと併せて、デンタルフロスや歯間ブラシを使用して下さい。
歯ブラシだけでは落としきれない、歯のすき間の汚れがやがて虫歯や歯周病の温床となるプラークを作り出します。
虫歯や歯周病があっては綺麗な口元が台無しです。
フロスや歯間ブラシで汚れをきちんと落とし、虫歯や歯周病を予防しましょう。
フッ素の使用およびキシリトールを摂取する
フッ素を取り入れることで、歯の再石灰化を促し、初期虫歯を改善します。
最近では、薬局やドラッグストアで色々なフッ素ジェルなどが販売されています。
フッ素入りの歯みがき粉や、フッ素コーティングで歯の質を強くします。
特に夜寝る前の歯磨きのあとに、フッ素ジェルを塗って寝ることで、口腔内にいる細菌の繁殖を抑えます。
キシリトールも虫歯予防に効果が高いため、積極的に摂取したいものです。
特にキシリトールガムを奥歯で噛むことで、口の中と体に大切な唾液の分泌を活発にします。
キシリトールの糖は、虫歯菌が寄り付かず、虫歯になる心配がありません。
口の中の乾燥を抑え、口臭対策をする
口の中がカラカラに乾燥することはありませんか?
口の中の乾燥は、口臭の大きな原因です。
口臭が気になる人は非常に多いでしょう。
生理的な口臭は誰にでもあるものの、やはり口元のエチケットとして口臭対策は必要です。
中には病的なものが原因の場合もありますが、口の中が乾燥すると、雑菌が繁殖しやすくなります。
常に潤っているように、唾液の分泌を活発にさせることが大切です。
キシリトールガムをしっかり噛むと、唾液の分泌が盛んになり、乾燥による口臭を防ぐことが出来ます。
人と会う前などには、ブレスケアやマウスウォッシュなども有効です。
ただし胃腸の具合が悪い場合や、虫歯、歯周病がある場合も口臭として症状が出るため、内科や歯科できちんと診断してもらわなければいけません。
デンタルリンス、洗口剤を使う
デンタルリンスや洗口剤を使用することも、綺麗な口元を作り上げることに役立ちます。
口の中がさっぱりすることとイヤな口臭を取り除くことで他の人に不快感を与えず、自分自身も笑顔で過ごすことができますね。
また洗口剤は、歯周病の予防にもなります。
鼻呼吸を行う
呼吸をするとき、口がポカンと開いた口呼吸になっていませんか?
口呼吸はお口の中や健康にとってよくない習慣です。
口呼吸による主な影響は、口臭、歯の着色、前歯の虫歯や歯並びの乱れなどがあります。
また健康にも良くありません。
口呼吸はデメリットばかりのため、改善する必要があります。鼻呼吸をするよう常に意識して下さい。
舌ブラシを使って舌苔を取り除く
鏡の前で舌を出してみたとき、舌が白くなっていませんか?
この白い苔のようなものを「舌苔」と呼びます。
舌は通常ピンク色からごく薄い白色が正常な色ですが、舌苔がべったり付いていると、口臭の原因となります。
専用の舌クリーナーを使ってやさしく取り除きましょう。
なお、舌の組織は非常にデリケートなため、通常の歯ブラシでは傷がついてしまうことがあります。
必ず専用の舌クリーナーを使うようにして下さい。
口輪筋を鍛える
口の周りの筋肉を「口輪筋」と呼び、ここの筋肉が衰えると、口角が下がったり、ほうれい線が目立ったりと、老けて見られてしまいます。
また「へ」の字に曲がった口元は、他の人に与える印象は決して良くありません。
この口輪筋を鍛えて、若々しい口元を保ちましょう。
比較的簡単な方法として、割り箸を加えて「い」と発音し、30秒キープするトレーニングがあります。
「い」が最も自然に口角があがり、その状態を30秒キープするため、かなり口の周りの筋肉が鍛えられます。
これを30秒行い10秒休憩×3セット行います。
ベロ回しトレーニング
舌を使ったトレーニングで、口輪筋と同じく口周りの筋肉と舌を鍛えます。
これはほうれい線予防や、2重あごの予防、唾液の分泌を促す効果などがあります。
口を閉じ、歯の表面に沿って20周回します。20周回した後は、反対周りで再び20周回します。
これを1日3セット行います。
はじめのうちは疲れますが、慣れてくると楽に出来るようになります。
歯ぐきのマッサージを行う
歯ぐきをマッサージすることで、歯茎の血行を良くする効果や、歯周病の予防、またリラックス効果もあります。
歯磨き後の清潔な状態で行ないます。
同じく清潔にした指先で、歯ぐきを押すように、ゆっくりとマッサージしてください。
食生活や、生活習慣を見直す
健康な口元は、食生活や生活習慣によって作られます。
食事やお菓子をだらだら食べ続けると、歯の再石灰化がなかなかできないために虫歯ができやすくなります。
また柔らかいものばかり食べていると、脳の発達にも影響が出てきます。
バランスの取れた食事をしっかりと噛んで食べるようにしましょう。
タバコは綺麗な口元作りの大敵です。
禁煙にストレスを感じる場合は本数を徐々に減らしていくなど、禁煙対策を行うことも大切なホームケアのひとつです。
まとめ
いかがでしたか?
当たり前のことでも、つい手を抜いてしまいがちになります。
また口周りのトレーニングは、慣れるまでが大変ですが、美しく若々しい口元づくりに効果抜群です。
歯科医院のクリーニングと併せて、自宅でできる口元ケアで、いつまでも若く綺麗な口元を保ちましょう。